サッカーで運動量が少ないポジションはどこ?走行距離を比較してみた

サッカーで運動量が少ないポジションはどこ? ポジション
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サッカーって、走るスポーツのイメージがありますよね。

実際どうなの?と言われると、めちゃくちゃ走ります!

90分間の試合を走り切る必要があるので、体力配分が大事です。

自分も体力配分をミスって、試合終了中に足を攣った事が何度かあります(笑)

しかし、全員が辛そうにしているわけではないような…

そうなんです!

サッカーのポジションの中には、あまり走らない、運動量が少ないポジションがあるんです。

今回の記事では、サッカーで運動量が少ないポジションについて解説していきます。

また、ポジション別の走行距離と理由を明確にしていき、運動量が少ない理由を明らかにしていきます!

サッカーのポジションと運動量の関係性を理解して、サッカーの事をより深く知りましょう!

サッカーで運動量が少ないポジションはどこ?

サッカーのゴールキーパーが構えているサッカーで運動量が少ないポジションは、ゴールキーパー(GK)です!

分かっているよ!って方も多いと思いますが(笑)

ゴールキーパーの運動量が少ない理由はゴール前に留まっている事が多いため、運動量が少ないです。

GKを除いたフィールドプレーヤーは、ピッチの中で上下動を繰り返すので、GKより運動量が多くなるのは当たり前ですよね。

しかし、ゴールキーパーに関して、驚くべき情報があるんです!

サッカーの試合で運動量が多いゴールキーパーは、7〜8km走っているというデータが出ています。

現代サッカーでは、ビルドアップが得意なゴールキーパーは、DFの選手と共にパス回しに加わります。

また足元の技術が高い攻撃的なGKは、センターサークル付近まで出てくるキーパーもいます。

サッカーで運動量が少ないポジションはゴールキーパーですが、GKを除いたフィールドプレーヤーで、運動量が少ないポジションはどこになるのでしょうか?

フィールドプレーヤーで運動量が少ないポジションはどこ?

フィールドプレーヤーの中で運動量が少ないポジションはセンターバック(CB)です!

「ずっと後ろで指示出しているけど、あんまり動いていないよね」

「守備が中心で攻撃する事はないから、そんなに走らないんじゃないかな?」

色々な意見があるかと思います。

CBの運動量が少ない理由は、ピッチの広い範囲を動く必要がないからです。

サッカーのピッチに赤いマーキングがされているめちゃくちゃ簡単な写真ですが、CBは赤いエリアの範囲を中心に動くので、ピッチの上下動が少ないです。

ピッチの上下動が少なくなれば、運動量は少なくなるので、センターバックの運動量は少ないです!

また、CBは自分が動くというよりは、チームメイトに指示を出し、動いてもらう事が多いです。

優秀なセンターバックほど的確なコーチング力があるので、自分が動かずともチームを有利な状況に導く事ができます。

良いセンターバックは少ない運動量でも、チームに与える影響が大きいです!

サッカーポジション別走行距離を比較してみた!

サッカー選手毎の記録が書かれているサッカーの6つのポジションの一試合の走行距離を調査してみました。

  • ゴールキーパー(GK)
  • サイドバック(SB)
  • センターバック(CB)
  • ボランチ(DMF)
  • サイドハーフ(SH)
  • フォワード(FW)

ここでは、各ポジション別の走行距離走行距離の数値の理由を解説していきます。

あくまで平均的な数値になるので、選手や戦術によって、走行距離の数値は変わってくると思います!

今回の走行距離を検証するに当たって、こちらの研究データも参考にしました!

千葉県大学サッカー部選手の走行距離研究記録

ゴールキーパー(GK)の走行距離

ゴールキーパーの平均走行距離は、4〜5kmです!

一番運動量が少ないポジションなので、やはり走行距離は少ないですね。

ゴールエリア内での動きがメインなため、他のフィールドプレーヤーと比べると少ない走行距離になります。

そもそもキーパーの役割は、相手に得点を許さない事なので、キーパーの役割と走行距離には、全く相関性がないです!

なので、走行距離が少なくても、そこまで試合結果に影響はありません!

サイドバック(SB)の走行距離

サイドバックの平均走行距離は、10km~12kmです!

サイドバックは、攻守両面で広いエリアをカバーする必要があるので、走行距離が高い傾向にあります。

やはり長友佑都選手のイメージが強いと思います!

攻撃時にはサイド攻撃を仕掛け、守備時には相手ウイングの攻撃を防ぐためにサイドの上下動を繰り返します。

走行距離が多くなるのは、容易に想像できるかと思います。

一昔前は、SBが一番運動量の多いポジションだと言われていたと思います。

ダッシュが多いと考えると、一番きついポジションはサイドバックだったりして…

センターバック(CB)の走行距離

センターバックの平均走行距離は7km~9kmです!

前章でも紹介しましたが、フィールドプレーヤーの中では、一番運動量が少ないポジションです。

センターバックは、プレーエリアが狭く、長い距離を上下動する事が少ないため、走行距離が少なくなっています。

頭の良いCBは、相手の動きを予測し、味方をうまく使いながら自分の動きを最小限に抑えます。

優秀なセンターバックほど、試合では少ない運動量を記録するかもしれませんね!

ボランチ(DMF)の走行距離

ボランチの平均走行距離は、11km~13kmです!

ここではボランチとまとめていますが、セントラルミッドフィルダーやセンターハーフなど、同じ真ん中でプレーするMFで一括りしていると思っていてください。

サッカーのポジションの中で一番走行距離の多いのはボランチです!

なぜなら、ボランチはピッチ全体をカバーする必要があるからです。

現代サッカーでは、ボランチがCBの位置でゲームメイクをする事もあれば、次の瞬間には味方からのクロス目掛けてゴール前に飛び込んでいる時もあります。

想像しただけでめちゃくちゃ大変ですよね。

縦105×横68mの大きさのサッカーピッチを行ったり来たりしなければなりません。

ピッチの隅々まで動き続けていれば、運動量が多いのは当たり前ですよね。

サイドハーフ(SH)の走行距離

赤いユニフォームを着たサッカー選手サイドハーフの平均走行距離は、9km〜11kmです!

サイドハーフは、選手やチームのスタイルによって、運動量が増減するポジションです。

SHは、サイドバック同様に、サイドの上下動が必要になります。

攻撃的なサイドハーフは守備をする機会が少ないので、そこまで走る必要はありません。

しかし、守備的なサイドハーフは、SBやMFのサポートをする事が多いので、走行距離が多い傾向にあると思います。

そして、全力で走る事も多く身体に負荷がかかりやすいので、途中交代される事もしばしば。

上手にサボらないと、ボランチよりも走る事になるかもしれませんね。

フォワード(FW)の走行距離

フォワードの平均走行距離は、8km〜10kmです!

そこまで多い数値ではありませんが、現代サッカーでは、戦術次第で、フォワードの選手も積極的に守備をする事があります。

なので、以前よりも運動量が増えてきているポジションであると思います。

日本代表の前田大然選手は、正に守備もできるFWですよね!

前田大然選手は1試合あたり13km走る事も良くあったそうです(笑)

とんでもない数値ですよね!

自分が紹介したポジション別の走行距離は平均的な値です。

この前田選手の走行距離の記録が物語っていますが、選手やチームの戦術によって走行距離は大きく変化します。

あくまで目安として、ポジション別の走行距離を頭に入れておいてもらえればなと思います。

サッカーで運動量が少ないポジションはどこ?まとめ

走っているサッカー選手サッカーの運動量が少ないポジションとポジション別走行距離をまとめていきました。

GKの運動量が少ないのは周知の事実だと思いますが、CBがフィールドプレーヤーで運動量が少ないポジションだったのは、意外に感じた方もいるかと思います。

何度もお伝えしていますが、ポジション別の走行距離はあくまで目安です!

チームの戦術や選手の特徴によって走行距離は大きく変化します。

しかし、大まかなポジションの走行距離と理由を理解しておく事で、サッカーを見る目線が広がるのは間違いありません。

是非今回の情報を、これからのサッカー観戦やサッカー談義に役立ててください!

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