あなたは、スタジアムでサッカー観戦をするときに、不思議に思った事はありませんか?
「サッカースタジアムに、ビールの売り子がいないのはなんでだろう?」
スタジアムにビールの売り子がいたら、気持ちよくビールも飲めて、サッカー観戦をより楽しむ事ができそうなのに。
僕自身がめちゃくちゃそう思います(笑)
野球は、ビールの売り子がいるのが当たり前なので、尚更疑問に思う方もいると思います。
今回は、サッカースタジアムになぜ売り子がいないのか?という疑問を解消していきたいと思います。
また、売り子がいるスポーツは他にあるのか?も調べてみました!
合わせて解説していきたいと思います。
サッカーで売り子がいないのはなぜ?
結論から言うと、サッカースタジアムには売り子がいます!
- 三ツ沢競技場(横浜FC)
- 日産スタジアム(横浜Fマリノス)
- 味の素スタジアム(FC東京と東京ヴェルディ)
- パナソニック スタジアム 吹田(ガンバ大阪)
- ヨドコウ桜スタジアム(C大阪)
調べた限りですが、この5つのスタジアムでは、売り子がいる事が確認できました!
このスタジアム以外にも、ビールの売り子がいるスタジアムがあれば、追記していきます。
正直、僕が思っていたよりも売り子がいるスタジアムが多くて、びっくりしました。
サッカースタジアムに、ビールの売り子がいないというのは、イメージが先行していたのかもしれませんね(笑)
しかし、2024年のJ1リーグのチーム数は、20チームです。
20チームに対して4つのスタジアム(横浜FCはJ2なので)でしか、売り子がいないのはやっぱり少ないですよね。
ではサッカースタジアムに売り子が少ないのはなぜでしょうか?
サッカースタジアムに売り子が少ない理由を解説!
サッカースタジアムに売り子が少ない理由は3つあります!
- サッカーの競技性
- 安全性の考慮
- 人件費の削減
それぞれ解説していきたいと思います。
売り子が少ない理由①サッカーの競技性
サッカーは、90分間という長い時間、選手たちが走り続けるスポーツです。
長い試合時間に対して、試合展開は速く、攻守が目まぐるしく変わります。
そんな中、席を立ってビールを買うのは、せっかくの試合を見逃してしまう可能性があります。
特に、ゴールなどの重要な場面を逃してしまうと、悲しみは大きいですよね?
(僕もレッズ対マリノスの試合を見に行った時に、トイレから大歓声が聞こえ、悲しい気持ちになった過去があります笑)
また、試合中に頻繁に席を立つことは、周囲の観客の迷惑にもなります。
そして、売り子目線で考えても、
- 観客の目の前を行き来すれば、視界を遮られ観戦の邪魔になる
- 売り買いによる声や動きは周囲の観客の迷惑にもなりかねない
という難しさもあります。
売り子が少ない理由②安全性の考慮
サッカーは、熱狂的なサポーターが多いです。
大声を出して、応援をしていたら、周りの音や人に気づかないですよね。
売り子が近くを移動していても、サポーターは気づかずに、ぶつかったり、転倒したりするリスクが高いと思います。
スタジアムの階段や傾斜って思っているよりも、急ですよね!
また、売り子が観客席を移動することで、トラブルに巻き込まれたり、逆にトラブルの原因になったりする可能性もあります。
特にお酒も入って、サッカー観戦で気持ちも昂っていれば、観戦者同士のトラブルも十分にありえます。
売り子自身の安全や、観戦者の安全も考慮して、売り子がいないスタジアムが多いのではないでしょうか?
売り子が少ない理由③人件費の削減
売り子を雇うのには人件費がかかります。
サッカーのスタジアムは、かなり大きいです。
大きいスタジアムであれば、1人で観客席を周る事は難しいので、多数の売り子を配置する必要があります。
売り子の人数が増えれば増えるほど、人件費がかさみます。
先程も説明しましたが、サッカーは応援に熱中している観客が多いです。
応援に熱中していれば、試合中にビールを買う人は少ないと思います。
なので、売り子がいたとしても、そこまでビールを飲む人が多くなければ、赤字になってしまう可能性が高いと思います。
また、サッカースタジアムには売店があります。
売店で、グッズや食べ物、ビールの購入をする事ができるので、売り子がいなくても問題ないんです。
以上の理由から、サッカースタジアムでは、売り子が少ないと考えられます。
確かに野球とは、競技性が全く違いますからね。
攻撃の表裏で、区切りのあるスポーツである野球と、ほとんど動き続けているサッカーでは、観戦者の動向も違うと思います。
売り子がいるスポーツは他にある?
野球、バスケットボール、ラグビーには、売り子がいる事が確認できました!
サッカーを含めると、売り子がいるスポーツは、4つになります。
バレーボールもサントリーサンバースなどの一部チームの試合では、売り子がいる事もあるようです。
しかし、基本的にいない事の方が多いようなので、バレーボールは売り子がいるスポーツとして、カウントしないでおこうと思います。
僕は、バスケットボールに売り子がいるイメージが全然なかったので、売り子がいるのは盲点でした!
では、それぞれのスポーツの気になる売り子情報を解説していきたいと思います。
野球の売り子
売り子と言ったら野球ですよね!
野球は、ほとんどのスタジアムでビールの売り子が販売をしています。
野球の売り子は、試合開始前やイニング間に売り子が観客席を回り、ビールや軽食を販売しています。
野球の試合時間は長時間に及び、1回の表裏や1打席事に区切りがあります。
なので、観客が席を離れるタイミングが多いため、売り子による販売が効率的に行う事ができます。
そして、サッカーほど応援が激しくありません!
ピョンピョン跳ねて大声で叫んで応援する事もないと思うので(笑)、ビールを飲みながら観戦する事ができると思います。
バスケットボールの売り子
バスケットボールの売り子の数は少ないです。
なぜなら、野球やサッカーに比べて試合会場も小さく、売店も座席から近いからです。
また、体育館を借りて試合をする事もあるので、売り子が歩けるスペースがない事も理由の一つのようです。
売り子が販売するタイミングは、ハーフタイムや試合の合間などに観客席を回り、ビールや軽食を販売しています。
バスケットボールは試合に合間があるとは言え、サッカー同様に展開が激しいスポーツです。
売り子がいても、あんまりビール飲む人いなそうですね。
ラグビーの売り子
- 秩父宮ラグビー場
- 花園ラグビー場
- 味の素スタジアム
- 日産スタジアム
- レベルファイブスタジアム熊谷
- ミクニワールドスタジアム北九州
ラグビーはこれらのスタジアムで、売り子が販売をしています。
ラグビーファンの間では、試合前にチームの勝利を祈り、ビールを飲む風習があるそうです。
ラグビーは、イギリス発症のスポーツで、外国人に人気が高いスポーツです。
日本ラグビーを、日本に住んでいる外国人が見る機会も多いと思います。
もしかすると、サッカーよりもラグビーの方が、売り子に力を入れているかもしれませんね。
サッカーで売り子がいないのはなぜ?まとめ
いかがでしたか?
サッカーや他のスポーツについての売り子情報をまとめていきました。
サッカーで売り子がいないと思っていましたが、自分のイメージが先行していたようです(笑)
確かに、コロナウイルスの感染症対策のため、一時期売り子の販売を中止していた事もありました。
しかし、今はほとんどの場所で解禁されているはずです。
お酒を飲んで、サッカー観戦やスポーツ観戦をする事は楽しいですよね。
そして、ビールを売り子から購入して、コミュニケーションが生まれるのも、スタジアム観戦の楽しみの一つだと思います。
今後、スポーツにおいて、売り子の存在がどのように変化していくのか?
注目していきたいと思います。
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