スポーツでよく使われるリストバンド。
リストバンドってかっこいいですよね、憧れるお子さんも多いと思います。
野球の試合やバスケの試合では、リストバンドを使っている選手をよく見かけます！
しかしサッカーの試合では、リストバンドを使っている人って見たことがないような‥
調べてみると、サッカー公式戦でリストバンドは禁止されている事が分かりました！
なぜリストバンドが禁止されているでしょうか？
えー、子どもがリストバンドを試合でつけたいって言ってたのに‥
リストバンド買ってあげようと思っていたのにね。
今回は、サッカーでリストバンドが禁止なのはなぜか？について、お伝えしていきます！
サッカーのルールを参考にしながら、解説していきたいと思います。
サッカーでリストバンドが禁止なのはなぜ？
サッカーでリストバンドが禁止の理由は2つあります。
- リストバンドが怪我を誘発する可能性がある
- そもそも公式戦でリストバンドを使う必要がない
リストバンド禁止の理由を解説する前に、まずはサッカーのルールを確認しておきたいと思います。
競技者は、危険な用具を用いる、もしくはその他のものを身につけてはならない。
すべての装身具（ネックレス、指輪、ブレスレット、イヤリング、皮革でできたバンド、ゴムでできたバンドなど）は禁止されており、外さなければならない。装身具をテープで覆うことは、認められない。
競技者は試合開始前に、交代要員は競技のフィールドに入る前に、検査されなければならない。競技者が、認められていない危険な用具や装身具を身につけている、または用いている場合、主審は、競技者に次のことを命じなければならない。
・認められていないものを外す。
・競技者が外すことができない。またはそれを拒んだ場合、次に競技が停止されたとき、その競技者を競技のフィールドから離れさせる。
競技者が拒む、または再び身につけた場合、競技者は、警告されなければならない。日本サッカー協会（JFA）より引用
サッカーのルール（競技規則）は、国際サッカー評議会で定められています。
国際サッカー評議会で定められている競技規則が、万国共通のルールになります。
サッカーのルールにおいて、リストバンドについて具体的な言及はありませんが、ブレスレットなどの装身具の使用が禁止されています。
ブレスレットが使えない＝リストバンドも使えないと同じですよね！
ではなぜリストバンドを使う事が禁止されているのか？
解説していきたいと思います。
リストバンドは怪我を誘発する可能性がある
リストバンドをつけている事で、相手選手に掴まれたりする恐れがあります。
腕を掴まれて転倒するよりも、リストバンドを掴まれて転倒する方が、予測もつかず明らかに危険ですよね。
リストバンドを付けている事で、余計な怪我を生む可能性があります。
サッカーの公式戦でリストバンドを使う必要がない
リストバンドを使う理由は、3つの理由があると思います。
- 汗を拭くのに便利
- 手首の怪我防止
- ファッション的な要素
ですが、この3つの理由ともプロサッカーの試合中に必要かと言われると、必要ないものがほとんどです。
手首の怪我防止→足で競技しているので、野球やバスケほどそのリスクは少ないし
ファッション的な要素→試合には必要ない、選手のモチベアップにはなりますが（笑）
リストバンドをしているサッカー選手がいた？
プロのサッカー選手はリストバンドではなく、テーピングをしているんです。
【サッカー選手の手首のテーピング】
しっかりとした研究結果はないが、パフォーマンスは確実に上がると思います。
ですが、
・巻き方（内巻き外巻き）
・左右どっちに巻くか、両方か、巻かない方がいいか
個人によって違うので注意が必要です。 pic.twitter.com/MJRW0gxz9i— オガトレ🤸🏻♀️理学療法士 (@ogaryu___) July 23, 2015
ネイマールやスアレス、久保建英やソンフンミンなど多くのサッカー選手が、試合の時にテーピングをつけています。
手首にテーピングをする事でパフォーマンスが向上するようです！
具体的にはキック力が上がったり、筋肉を最大限使う事ができるんだとか。
詳しく知りたい方は、こちらの記事で詳しく説明されていました。
サッカーでリストバンドが禁止なのはなぜ？まとめ
では今までの情報をまとめていきたいと思います。
- サッカーのルールでリストバンドの使用は禁止されている
- 理由はリストバンドを付けている事で、怪我を誘発する可能性がある
- リストバンドを練習や練習試合で使う事は可能
- プロのサッカー選手が試合中に付けているのは、リストバンドではなく、テーピング
サッカーのルールは、日々改訂されています。
しかし、リストバンド禁止については、ルールが変わる可能性はかなり低いと思います。
残念がるお子さんも多いと思いますが、練習では使う事ができます！
日々の練習のモチベーションアップに、リストバンドを使っていきましょう！
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