あなたはどのポジションが難しいと思いますか?
サッカーには色々なポジションがあり、そのポジションに応じて、様々な役割や能力が必要になります。
サッカーをより深く理解するには、サッカーのポジションについて理解を深める必要があります!
この記事では、サッカーのポジション別の難易度を解説していきます。
また、サッカーで一番難しいポジションと一番簡単なポジションも紹介したいと思います。
自分のサッカー経験や知人の意見を踏まえて、より生のレビューをお届けします。
サッカーのポジション難易度を理解して、サッカーの奥深さや新しい楽しみを見つけましょう!!
サッカーのポジションについてもっと知りたい方は、こちらもご覧ください。
→サッカーやりたくないポジションは成長への近道?対処方法を解説!
サッカーポジション難易度を徹底分析!
今回は、サッカーの6つのポジションの難易度を分析してみました!
- GK(ゴールキーパー)
- SB(サイドバック)
- CB(センターバック)
- DMF(ボランチ)
- SH(サイドハーフ)
- FW(フォワード)
大まかに言えば、この6つのポジションで、サッカーの大体のポジションはカバーできていると思います!
それぞれのポジション難しさ、役割や必要な能力について解説していきたいと思います。
GK(ゴールキーパー)の難易度と役割
ゴールキーパーは、最後の砦としてゴールを守り抜くという、非常に重要な役割を担っています。
シュートを止めるのはもちろん、味方の守備を統率し、的確な指示を出す必要があります。
GKはかなり難易度が高いポジションだと思います。
ほんの少しの判断ミスが失点に繋がるため、冷静に適切な判断を下す能力が求められます。
どんなに好セーブを連発しても、一度ミスをすれば、批判の対象になることもあります。
失点するかもしれないプレッシャーと戦い続ける強いメンタルが必要になります!
SB(サイドバック)の難易度と役割
サイドバックは、攻守において幅広い役割を担うポジションです。
守備では、相手ウイングやサイドハーフの攻撃を阻止し、ゴールを守る必要があります。
攻撃では、サイドからの攻撃参加やクロス供給が求められます。
また現代サッカーでは、サイドからの攻撃だけでなく、内側からサイドの選手を追い越したり、
ボランチの位置でボール回しに加わる選手もいます。
SBは、攻守の切り替えの速さと高い身体能力が必要な事が、ポジション難易度の高さに繋がっていると思います。
攻守が切り替わった際には、すぐに自陣に戻る必要があります。
ピッチの長い距離を駆け抜ける事ができるスピードと、90分間走り続ける事ができる体力が必要になります。
CB(センターバック)の難易度と役割
センターバックは、ディフェンスラインの中央で、守備を統率する重要な役割を担うポジションです。
的確な指示を出す能力と、味方のカバーリングができるようなポジションニングや予測能力が必要になります。
また、CBから攻撃が始まる事もあるので、攻撃の役割を担う事もあります!
僕はCBを経験した事がありますが、そこまで難しいポジションではないと思います。
空中戦いに負けないフィジカルや、カバーリングできるスピードなど、高い身体能力が必要にはなりますが、失点しなければ基本問題はないです(僕の感覚ですが笑)
DMF(ボランチ)の難易度と役割
ボランチは、中盤の中央でゲームメイクをする必要があります。
MF、FWの攻撃のサポートを全て行いながらも、攻守が切り替わった時には、すぐに相手の攻撃の芽を積む必要があります。
攻守両面で、重要な役割を担っているのが、ボランチです!
ボランチは、めちゃくちゃ難易度が高いポジションです。
攻守のサポートを行うために、高い足元の技術と適切な判断力、そして90分間走り続ける体力が必要になります。
ボランチはやる事がめちゃくちゃ多いです、マルチタスクに体力も精神的にも疲弊します(笑)
SH(サイドハーフ)の難易度と役割
サイドハーフは、チャンスメイクをする役割を担っています。
サイドからのドリブル突破で攻撃の起点になったり、味方にセンタリングを供給して、得点のアシストをします。
また、攻守が入れ替わった時には自陣に戻って、守備をする必要もあります。
SHは、ぶっちゃけそこまで難易度は高くないと思います!
攻撃が得意な選手であれば、攻撃に専念できるように、守備的なSBを採用すれば良いです。
逆に守備や走力が得意な選手であれば、攻撃的なSBとコンビを組めば良いと思います。
FW(フォワード)の難易度と役割
フォワードは、得点を決めるポジションです!
現代サッカーでは、前線からの守備という役割もありますが、得点を決める事が最重要です。
逆に言えば、得点を決めれば批判を受けないのが、FWだと思います。
しかし、一方で得点を決めなければならないというプレッシャーが常に付きまといます。
やらなきゃいけない事はシンプルですが、精神的なプレッシャーは大きい点が、FWのポジションの難しさになると思います!
サッカー一番難しいポジションはどこ?
前章までの内容をまとめると、サッカーで一番難しいポジションはボランチです!
先程の章でも少し解説しましたが、ボランチは攻守のサポートを高いレベルで行う必要があるので、必要な能力が多いです。
ボランチが難しいポジションである理由は、ボランチに必要な能力が多いからです!
ボランチに必要な能力は4つあります。
- サッカーIQの高さ
- 360度の視野を確保する能力
- 足元の技術力
- 90分間走り続ける体力
僕は中学から高校の間は、ボランチでプレーしていました。
自分の体験談も含めて、それぞれ能力を解説していきたいと思います。
ボランチに必要な能力①サッカーIQの高さ
ボランチは、サッカーIQの高さが必要です。
「へ?サッカーIQの高さって何?」と思われる方もいますよね。
簡単に言い換えると、サッカーの試合の流れを読み、最適なプレーを選択したり、適切な指示を出せる能力です。
ボランチは、常に周囲の状況を把握し、味方の選手の位置、相手選手の戦術や弱み、試合の流れなどを判断する必要があります。
そして、ボランチは真ん中に位置するので、攻守のバランスを意識する必要もあります。
攻撃に参加しすぎると守備が薄くなり、守備に偏りすぎると攻撃が停滞してしまいます。
相手チームの状況に応じて、常に適切なポジショニングや判断を取る必要があります。
ボランチは、刻一刻と変わるピッチの状況を理解しながら、プレーする必要があるので、サッカーを理解している選手=サッカーIQの高さが必要になります。
ボランチに必要な能力②360度視野を確保する能力
ボランチは、360度視野を確保視野を確保できる能力が必要です!
僕がボランチのポジションで、特に難しかったと感じていたのは、この能力です。
ボランチは、ピッチの真ん中にいるので、あらゆう方向から相手選手がボールを奪いにきます。
後ろ向きでボールをもらう事も多いのですが、これが本当に難易度が高い!
前もって状況を確認していても、状況は常に変わるので、いきなり相手選手が後ろにいる事もよくありました。
状況把握だけでなく、相手選手の気配や感覚で、相手の位置を感じる必要もあります。
しかし、360度視野を確保できているボランチがいるチームは、めちゃくちゃスムーズに試合運びを行う事ができます!
ボランチに必要な能力③足元の技術力
ボランチは、止める蹴るを正確に行える足元の技術力が必要です。
先程も説明しましたが、ボランチは相手選手が四方八方からボールを奪いにきます。
自分が次にプレーしやすい位置にボールを置ける事と、相手からのプレスを受けた際にも、それをかわす必要があります。
自分の思った通りにボールを扱うには、足元の技術力が必要です!
良いボランチの例が、元日本代表の遠藤保仁選手です。
止める蹴るの技術が本当に高い選手で、日本代表でも長年に渡って活躍していました。
ボランチに必要な能力④90分間走り続ける体力
ボランチは、90分間走り続ける体力が必要です!
チームの戦術によって、多少違いはありますが、サッカーで一番走るポジションはボランチです。
攻守に渡って広くプレーするのは勿論ですが、ボランチは常に味方のパスコースを作っておく必要があります。
パスコースを作るには、細かくポジション修正をしなければなりません。
90分間攻守に渡ってピッチの上下動を繰り返しながら、細かくポジション修正も行う必要がある!
めちゃくちゃ走りそうですよね(笑)
昨年のJリーグの走行距離ランキングでも、上位20位の選手は、全員がボランチを中心としたMFの選手です。
サッカー一番簡単なポジションはどこ?
サッカーで一番簡単なポジションはサイドハーフです!
サイドハーフが簡単なポジションである理由は、3つあります。
- サイドのポジションだがら視野を確保しやすい
- 自分の長所を活かしやすい
- 守備の負担が少ない
それぞれ解説していきたいと思います。
サイドのポジションだから視野を確保しやすい
SHは、タッチラインを背にしてプレーする事がほとんどなので、視野の確保が簡単にできます。
後ろを気にする必要がないので、状況把握が簡単にできます。
自分の見えている範囲で、「どんなプレーをすれば良いか?」を判断できるので、シンプルにプレーがしやすいと思います。
試合中に、考えなければいけない事が少ないポジションだと言えます。
知人の意見でも同様に、「サイドハーフは戦術理解度が低くてもできるポジションだよね!」と言っている人がいました!
自分の長所を活かしやすい
サイドハーフは、自分の長所を活かしやすいポジションです。
足が速くドリブルが苦手な選手ならば、相手DFの後ろを狙う戦略で進めれば良いです。
逆にドリブルが得意で、足が遅い選手は、なるべく足元でボールを受けて、ドリブルで相手をかわす戦略をとっていく事ができます。
僕は高校生の時に、SHを経験する事もありました。
自分は足が速くない選手だったので、なるべく真ん中よりにポジション取りをしながら、SBの攻撃参加を促したり、パスでチャンスメイクをしていました。
サイドハーフは、自分の長所を生かせば短所を気にせずプレーできるので、簡単なポジションと言えるのだと思います。
守備の負担が少ない
サイドハーフは、守備の負担が少ないポジションです。
SHは、サイドバックと連携して攻守のプレーを行います!
なので、SBと良い連携が取れていれば、守備の負担を少なくする事ができます。
また、守備のエリアも基本的にサイドのエリアのみなので、サイドのエリアを二人で守るとなると、そこまで守備エリアは広くないです。
一方的な試合展開の場合は、ずっと守り続けなければならないですが…
基本的に、守備範囲が限定されており、SBと連携して守備をする事ができるので、簡単なポジションと言えると思います!
サッカーポジション難易度を徹底分析!まとめ
サッカーポジション難易度をまとめていきました。
今回のポジション難易度は、あくまで自分の18年のサッカー経験や考えをまとめています。
プレーする選手や指導者によって、難しいと感じるポジションは、異なってくると思います。
なぜなら、選手の能力や経験、チームの戦術によって、ポジションの難易度は変わってくるからです。
人によってポジション難易度の考え方は異なるので、色々な方の意見を参考にしてみるのが良いと思います。
色々な意見を参考にしながら、是非サッカーへの理解を深めていってください
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